2005年 06月 17日
まる一日以上かかったブログのメンテナンス、ご苦労様です。
昨日は、僕が昔聴いていた音楽を、iTunesに取り込む作業をしていた。 イカ天が盛んだった頃、僕はバンドブームに全く興味がなく、もちろん番組もほとんど見ず、 (その僕が、イカ天出身のGueenに現在参加しているのも、妙な話) 流行モノとは逆のベクトルを求めて、日々悶々としていたように思う。 そのなかで強烈なインパクトで飛び込んできたのが、 Ambitious Lovers「Greed」 この音を表現するのには、もう使い古された言葉ではあるが、 80年代的なファンクビートにノイジーなギターと自由なボーカル、かとおもったら、次曲でボサノヴァ。 学校で現代音楽を学び、家に帰って、当時まだ20秒も取り込めないモノラルのサンプラーをいじる毎日を送っていた僕には、この音楽は刺激的だった。 音もそうだけど、ユニットという形態がそそられた。 2人のユニット名名義で「Greed」(これは2ndアルバム)のあとに「Lust」(これも刺激的なタイトル)が出されて、解散(たぶん)。 サタデーナイトライブのような番組に出演していたときの、CDを聴いたときそのままのインパクトの映像を、一度だけ観たことがあった。 この2枚のアルバムのあいだに、前衛パフォーマンスの音楽もアルバムになっているけど、 こちらは、坂本龍一「Esperanto」のような肌触りの、聴く人を選ぶ音楽。 1stもあわせて計4枚。久しぶりに音と接してみた。 Steve Reich「初期作品集」 とくに「Piano Phase」(20分)、「It's Gonna Rain」(17分30秒)は、ハウス以前に出会った、元祖トランス!? 菊池雅章「Susto」 なんの予備知識もなく、地元図書館で借りたLPをダビングして聴いていた(後にCDで買いなおす)。この作品も、聴いているうちに中毒になる危険なアルバム。Milesの「On The Corner」を理知的に昇華させたようなスゴイ作品。 以上、僕が19,20歳の頃、カッコイイと思ってよく聴いていた音楽(のほんの一部)でした。(文中敬称略)
by morgan1969
| 2005-06-17 07:18
| 音楽
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takenakakeiichi.net (12/06/09更新) 竹中敬一(たけなか・けいいち) 1969年8月5日 東京都新宿区生。 浦和レッズとシャア専用を愛する、 "赤い"作編曲&鍵盤弾き。 「GUEEN」のキーボード担当。 日芸作曲コースOB。 Twitter
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