2008年 12月 10日
昨日のつづきです・・・ 11. Lucky Go! Lucky Day! 最初に録った岡安さんのドラムが非常に楽しそうなプレイで、 そのテンションに続けとばかり、 各パートのダビング時に、かなりハチャメチャなディレクションをしました。 「グワ〜ッ」とか「ギャイ〜ン!」みたいな擬音が多かったと思います。 実際にいろんな音も入れています。詳しくはインフォメーションのページをご覧ください。 ホーンアレンジは、紙の上、MIDIでイメージしていた以上の躍動感。 武田さんに感謝です。 僕がRitaさんという人物から受ける印象は、音にするとこの曲の感じなのですが、 本人はどう思っているのかな。 今月26日にRitaさんとやるライブでも演奏予定です。 13. Switched-On C.O.M. アルバムの最後の曲です。 主張せず、なるべく短く、もう一度最初から聴きたいと思って欲しい、 そんな願いをこめて作曲しました。 テーマには前の曲「Hand-clap」の印象的なリフレイン部分の音列を使って、 関連性を持たせたつもりです。 一応フーガ形式で書き始めたのですが、長くなっても仕方ないので、 提示部が終わってすぐ、カデンツ打って終わりにしました。 さすがに、全部譜面にしてから入力しています。学生に戻った気分でした。 タイトルはもちろん、ウェンディ・カルロスからです。 Change of the moon のメンバーについて。 ベースの上條さんもギターの中畑さんも、高田馬場で知り合いました。 今回僕を含めた3人で曲を書いたのですが、 ふたりともそれぞれの作品カラーがあって、対比が面白かったです。 中畑さんはとにかく器用。職業作家だなあと感じます。 わかりやすい展開で、親しみを持って聴くことができる作品たちです。 会うたびにアレンジが変わっているのも中畑さんでした。 ミックス当日まで悩んで細部にまでこだわり続ける、そんな一面も垣間見ることができました。 その対極にいるのが上條さん。 とにかくその瞬間をサクッと録音してOKにしてしまう潔さ、 音数が極端に少ないのも、一発録り的なイメージが頭にあるのでしょう。 僕たちが10代の頃聴いていたフュージョンやクロスオーバーを彷彿させるベースプレイも、 今回のアルバムの随所で聴くことができます。 ドラムの岡安さんは、言うなればCOMの潤滑油的存在、 ほかの3人のわがままを軽くいなすのが役目であるかのように映ります。 「岡安さんが作詞をする」という話も盛り上がっていたのに、すっかり忘れてました・・・ 「打ち込みモノでも、とにかく全員参加」だった僕の曲では、 複数のフロアタムを叩いて、サポーターになってもらってます(笑)。 アキバ仕事限定でやってますけど、 これからもChange of the moonをよろしくお願いします。 アルバムジャケットは、お友達のイラストレーターであるカワノ・ナミさん作です。 「バンド+エイト」というタイトルも彼女のアイデアでした。コンセプトにバッチリとハマってますね。 デザインは、最近はGueenのDMも手がけている、くま犬です。 カワノ・ナミさん含め、Gueen身内総動員なかんじで力になってもらいました。 これから購入しようと思っている人は、 ぜひインフォメーションのページの販売店リンクよりお願いします! 感想など聞かせてもらえたら嬉しいです。 今後自分が進むべき道の判断材料にさせていただきたく思います。 (そんな大袈裟なものか・・・)
by morgan1969
| 2008-12-10 01:23
| 音楽
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takenakakeiichi.net (12/06/09更新) 竹中敬一(たけなか・けいいち) 1969年8月5日 東京都新宿区生。 浦和レッズとシャア専用を愛する、 "赤い"作編曲&鍵盤弾き。 「GUEEN」のキーボード担当。 日芸作曲コースOB。 Twitter
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